2019年の地理教育研究会第58回研究大会は、熊本県水俣市で開催いたしました。九州での大会は、2006年の鹿児島大会以来で、熊本県では初めての開催でした。水俣市は、ご存じのとおり、日本の現代公害の原点といえる地域です。現在も水俣病の影響はある一方で、環境再生に取り組む地域でもあります。公害や環境をテーマとして長年実践に取り組んできた地教研にとって、大会を開く格好の地でもありました。
1.主 題 “子どもとともに地域に学ぶ地理教育の創造を~地域から環境再生を考える~”
2.期 間 研究大会 2019年8月3日(土)・8月4日(日)
現地見学 2019年8月5日(月)
3.会 場 国水研情報センター講堂(3日) 熊本県水俣市明神町55−10 、水俣病資料館
水俣市総合もやい直しセンター「もやい館 」 (4日) 熊本県水俣市牧ノ内3-1
4.日 程
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9時 |
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8月3日(土) |
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受付 |
記念講演会 |
資料館 見学 |
移動 |
交流会 |
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8月4日(日) |
分 散 会 |
昼食 |
分科会 |
総会 |
知る夕べ |
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8月5日(月) |
現地見学(8:30~17:00) |
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5.内 容
*開会行事 8月3日(土) 14:00~15:30 会場:水俣病情報センター講堂
記念講演 除本理史氏(大阪市立大学大学院教授・環境経済学)
*資料館見学 8月3日(土)15:30~17:00
開会行事の講演会後、水俣市立水俣病資料館へ移動して、同資料館を見学します。
(2つの建物はつながっています。)
*交流会 8月3日(土)18:00~20:00 ※参加者は送迎バスで移動します
会場;福田農場 水俣市陣内2525 会費4,000円
*分散会 8月4日(日) 9:00~12:00 会場:水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」
・小学校分散会 「小学校における地域学習」 (世話人:岡 ・村瀬)
・中学校分散会 「新学習指導要領をどうとらえるか」 (世話人:大野・武田)
・高等学校分散会 「地理総合をどう実践するか」 (世話人:高田・吉村)
・大学分散会 「一般教育、教職教育における地理教育」 (世話人:谷川・柴田)
・生涯学習分散会 「市民のための地域学習」 (世話人:海東・二日市)
*分科会 8月4日(日) 13:00~15:40 水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」
①身近な地域の学習 「新学習指導要領と地域学習の在り方」 (世話人:笹川・小林)
②日本地理の学習 「地誌学習をどのように展開するか」 (世話人:石田・小山)
③世界地理の学習 「どの地域をどう扱うか」 (世話人:黒川・吉村)
④現代世界と平和の学習 「東アジアをどう見るか」 (世話人:柴田・竹本)
⑤学力と評価 「新学習指導要領と学力」 (世話人:三堀・田島)
*水俣を知る夕べ 2019年8月4日(日)16:00~17:30 水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」
講演者:吉永理巳子氏(水俣病を語り継ぐ会代表・患者家族)
*現地見学 2019年8月5日(月)8:30~17:00
テーマ:水俣病ゆかりの地をたずねる
コース:おれんじ鉄道水俣駅発→百間排水口,親水護岸,坪谷,湯堂,茂道など
→/昼食(南里)→相思社・歴史考証館見学,JNC水俣工場見学→
新水俣駅解散 その後,鹿児島空港まで運行。
集合:8時30分 水俣駅
解散:17時ころ 新水俣駅 ※バスはその後,鹿児島空港まで運行します。
定員:45名